超映画批評

コミックマーケット初心者ガイド by超映画批評

※当サークル「超映画批評」のコミックマーケット103(2023年冬コミ)参加日は 12月31日(日) 東地区"ハ"ブロック13aです
※感染症対策で、C103も例年と異なる対応となっております。公式サイトを必ずご確認ください。

このページについて

2023年12月追記 このページはコロナ禍を経て、内容がかなり古くなりました。現在ではコミックマーケットは入場だけでかなりの料金がかかり、私のサークルだけ買いに来る方とか、見学程度の方にとっては事実上、気軽にすすめられるイベントではなくなりました。私の新刊については、メルカリSHOPSにて販売いたしますので、会場にたまたま来ている方以外は、そちらのほうがお手軽です。下記は、参考程度に残しておきます。

初心者には敷居が高いコミックマーケットについて、映画批評家の前田有一が自身のサークル超映画批評参加をきっかけに、コミケ未経験者が迷いなく会場にたどり着き、買い物ができるための超初心者向けガイドとしてこのページを作りました。

何時ごろ会場へ行くべきか

もしあなたが私の本だけを買いに来る、またはそのついでに世界的に有名な同人誌イベントの雰囲気を味わう、ついでにコスプレのお姉さんがたを見学する程度で満足できそうならば、12時半すぎに会場に到着するくらいで十分です。

それ以前だと、とんでもない行列で入場規制がなされており、寒い(夏の場合は暑い)中で、相当待たされる羽目になります。

ただし、超人気サークルの本をどうしても入手したい、とか、時間いっぱいでもまわり切れないほど行きたいブースが多い、といった理由がある場合は始発で出かけるなどの覚悟が必要になるでしょう。その場合は他のマニア向け案内サイトをご参照ください。

会場への行き方

会場は東京ビッグサイトという所です。公式サイトにはさまざまなアクセス方法が書いてありますが、基本は二つです。

一つ目は、ゆりかもめ「国際展示場正門」駅から歩く方法。会場はほとんど駅前感覚です。新橋や豊洲方面からくる場合はこれがオススメです。電車本数も多いのでほとんど待ちません。荒天の場合は多少止まりやすい傾向がありますが、ほぼ大丈夫でしょう。

二つ目はりんかい線「国際展示場」駅から7分ほど歩く方法。多少距離がありますが大崎駅や新木場駅を利用する人はこちらもありです。徒歩ルートはプロムナードが整備されており、当日は大道芸人が出てたりして飽きさせません。

バスやタクシー、自家用車での来場も不可能ではありませんが、会場周辺の混雑は慣れていないと混乱しますのであまりお勧めいたしません。

会場からの帰り方と帰る時刻

初心者の方は、事前に帰る時刻と帰り方を決めておくことをすすめます。

まず知るべき事は、イベント終了時刻まで会場に滞在するのは、ある種の覚悟が必要になるという事。あらゆる交通手段が集中的に混雑するからです。ならば近くでご飯でも食べて時間をずらそうなどと考えるのが常ですが、会場から徒歩圏の飲食店は大行列ができるので入るのも一苦労となります。

こうした状況なので、慣れたサークルは早めに店じまいしてしまいます。閉店間際にいったら跡形もなかった、なんてパターンにならぬよう、午後の早い時間には買い物は済ませてしまいましょう。

私がライトユーザーにおすすめするのは、イベント終了時刻から30分から1時間ほど前に会場を後にするというものです。これならばそれほどの帰宅ラッシュに巻き込まれることはないでしょう。その際は会場近くのお店には寄らず、ある程度離れた街で、ゆっくりとカフェにでも寄るのがスマートかと思います。

会場についたらどうするか

多少のとまどいはあるでしょうが、周りは気にせずズンズン入っていけばそれでOKです。

次にお目当てのサークルにはどう行くかですが、たとえば2023年冬の当サークル「超映画批評」の位置は【日曜日 東ハ13a】といった記号の組み合わせで表示されています。

これはどういう意味なのかというと、「日」曜日=12月31日の、会場内の「東」地区、ハ列の13aというテーブル位置に出展していますよ、ということです。はっきりいって初心者にはさっぱりわからないと思います。

でも大丈夫です。会場には一目でわかるボランティアスタッフがあちこちにおりますので、聞けば教えてくれます。

事前に確認したい方は会場MAP(閲覧には新規登録とログインが必要)というオンラインサービスもありますので、先ほどの記号みたいなものやサークル名(「超映画批評」)などから検索すれば、事前にどのあたりかの見当を付けられます。

また、コミケは数日間にわたって開催しておりますので、くれぐれも日付を間違えないようにしましょう。出展サークルは毎日入れ替わります。

その他、気を付けること

・交通icカードを持っていく ⇒混雑の中、慣れない行先まで切符を買うのは大変です

・むやみに撮影しない ⇒コスプレ会場以外での撮影は規制されています

といったところでしょうか。あとは周りの人のふるまい及び会場内のスタッフに従っていれば何とかなります。

会場内にコンビニも飲食店も自動販売機もありますが、混雑するので緊急用と考えたほうがいいです。

初めての方は、これだけの巨大イベントが毎回つつがなく進行する姿に圧倒されることでしょう。参加者の意識が高いのか、歴史と経験がなせる技なのか。一度は体験することをおすすめいたします。

※万が一、記載事項に誤りなどあればご指摘いただけたら幸いです 2023/12/08



連絡は前田有一(webmaster@maeda-y.com 映画批評家)まで
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