超映画批評プチ『ぼくは怖くない』『きょうのできごと』
『ぼくは怖くない』55点
『スタンド・バイ・ミー』風のイタリア映画。宣伝文句から想像するよりはずっと普通の娯楽映画。穴にとらわれた少年という、あまりに非日常的な謎一本でグイグイ引っ張って行く。終盤はなかなか衝撃的。
『きょうのできごと』40点
少年少女たちのある日常を描くドラマ。鯨だの挟まった男だの、目を引くドラマ要素はあるものの、決して盛り上がることなく淡々とラストを迎える。役者がみな自然体でよい。ストーリー性は希薄。役者のファンの方なら、やさしい気持ちで見てあげられるのでは? ほのかなハッピー感を味わえる作品。