『メノット』30点(100点満点中)

藤本綾のファンにとっては100点以上の価値がある

アイドル藤本綾と国分佐智子がヌードになっている事でも話題の(というよりそれしか話題のない)サスペンスドラマ。

名家・西徳寺家の妹、香織(藤本綾)は、姉の久美(国分佐智子)が待つ別荘に向かっていた。ここで過ごすのが毎夏の恒例だったが、この年は屋敷の改修工事のため、怪しげな若い男二人が住み込みで居座っていた。やがて婚約者のある身でありながら、香織はその一人に興味を抱いてしまう。

藤本綾といえば、彼氏との仲良し写真が流出したため一部でフェラドルなどと呼ばれている気の毒なアイドル。そんな彼女がなにを思ったか、何もかも脱ぎ捨ててAV並の過激な濡れ場のある映画に出演した。

そんな『メノット』は、オープニングの車の煽りあいからして思わせぶりで、すべての場面が藤本綾による最大の見せ場のためにあるかのような緊迫感ある内容であった(見ているものの邪な心のためそう思えたといえなくもないが……)。

そうした男性諸氏の期待にこたえるのは、まずは国分佐智子のほうだ。いきなり自分の父親のまえで、上半身をばっとはだけるシーンはショッキング。こちらには横ムネ程度しかみえないものの、あちらの男優さんには全部見えているわけでかなりセクシーだ。

やがて彼女は、レイプされる場面までも体当たりで演じている。藤本綾ばかりが話題だが、国分佐智子もこれは相当がんばったといえる。露出度その他は劇場でご確認のほどを。ひとつだけいっておくと、彼女は肌がきれいでスタイルも抜群だ。

さて、ご本命の藤本綾であるが、1時間以上も服を着たまま引っ張る引っ張る。昔の11PMも真っ青な引き伸ばし戦術に、まずはみんなで引っかかってあげよう。やがてグラビアアイドルらしく、ヌード撮影風景の場面で全裸になってくれるが、これがまたさすが公称Fカップというだけあって、見事なボディラインであった。ほかはあんなに痩せてるのになぁ。

さて、正真正銘アイドルのヌードがでたあとも、過激度はどんどんヒートアップ。一人エッチでリアルな演技をみせるばかりか、男優と絡む場面も相当な臨場感がある。腰の動きなどいつもの癖なのかなぁと思わせる見事なもので、これはファン必見というほかない。藤本綾は、このH場面の演技が一番うまかった。なかなかの素質(何の?)がある。引退は惜しい。

さて、物語であるが、別に出来がどうであろうと誰も気にすまい。バカと変態ばっかり出てくる変な話だが、あえて私はなにも語らない。需要もない。

『メノット』は、作品としては30点だが、はっきりいって人によっては100点でも足りないほどの価値のある映画だ。そして、その“価値”の部分は期待を裏切らない見事なものだ。大画面で藤本綾を見る最後のチャンスかもしれないこの映画を、ファンは決して見逃してはならないであろう。

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リンク先のビキニ写真をみてわかるとおり、藤本綾ってえらくスタイルのいい子なんですよ。あんな写真をブブカに出されなきゃ、今ごろはどうなっていたか……。しかし最近のホリプロアイドルは、あのあびるさんほか、変な話題ばかりですなぁ。


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